【求人Q&A】ホストが初回の接客で注意することは?

【求人Q&A】ホストが初回の接客で注意することは?

求人Q&A
更新日:2025.11.26

初回来店したお客様を接客するときに注意する点はどこですか?

注意すべき点はお客様はまず「減点方式」で足切りを行い、その後に「加点方式」で担当を選ぶ(指名する)傾向があると言うことです。この順序を意識することが重要です。

※参考情報のSNS投稿内容は最後に紹介します。

初回接客時の減点ポイント

ここがダメだと、会話の中身に関わらず「即アウト」になる可能性が大きいです。お客様は着席した瞬間に以下のポイントをチェックしています。これらは「できて当たり前」のラインです。

身だしなみ・清潔感(五感への配慮)

ニオイ
口臭、体臭、タバコの臭い、キツすぎる香水は厳禁。
ルックス
濃すぎる・似合っていないメイク、過度なピアスやタトゥー、奇抜なヘアスタイル。現代のホストにメイクは必須ですが、やりすぎは禁物。
清潔感
寝癖、伸びた爪、汚れた靴、シワシワのスーツや服。
歯の汚れや黄ばみは非常に見られています。多くの人が異性の第一印象で歯が重要だと答えている調査結果もあります。
接客スタイル(営業)
距離感がおかしい、やたらとボディタッチ、いきなりのため口・ため語。お客様は友達ではありません。礼節を欠いたホストが選ばれることはないでしょう。

基本的な態度・マナー

視線と姿勢
キョロキョロしない、貧乏ゆすりをしない、腕を組まない。自信なさげな態度や逆に高圧的な態度をお客様は好みません。
スマホ・時計
接客中にスマホをチラチラ見たり、あからさまに時計を見るのはNG。接客に集中していないと思われてしまいます。
挨拶
席に着く際、明るくハキハキと挨拶ができているか。無理して明るくふるまう必要はありませんが「落ち着いた雰囲気」と「暗い」ことは別です。

初回接客時の加点ポイント

減点をクリアした後、他店・他者と差別化して選ばれるためのポイント。減点がない状態から、いかに「この人は違う」と思わせるかが勝負です。

会話の質(聞き役に徹する)

「話す」より「聞く」
自分の武勇伝や自慢話ばかりせず、お客様の話を引き出す(比率は相手7:自分3)。
共感と肯定
お客様の言葉を否定せず、まずは受け入れて共感する。
興味を持つ
お客様自身に興味を持ち、適切な質問を投げかける。

観察力と褒め

具体的に褒める
「可愛いですね」だけでなく、髪型・ネイル・メイク・服装のセンスやコーディネートについて具体的なポイントを褒める。
細部への気遣い
グラスの水滴、灰皿の交換、寒そうにしていないかなど、言われる前に行動する。
好意を伝える
はっきりとタイプであることを伝える。あくまで初対面の相手なので重々しい告白をする必要はなし。もっと話したい、この先も一緒に過ごしたいならはっきりと指名(送り指名)の要望を伝える。

特別感の演出

名前を呼ぶ
会話の中で自然に相手の名前を呼び、親近感を作る。
あえて余裕を見せる
積極的に隣に座ったり、必死にLINEを聞き出さない。指名が欲しくて仕方がないホストではなく、売れている余裕あるホストを演じる。
最後の印象
席を立つ際の「楽しかった」「もっと話したかった」という余韻を残す一言。

まとめ:初回接客の心構えとポイント

まずはマイナスをゼロにする
どんなにトークが面白くても、不潔であったりマナーが悪ければ、その時点で対象外となります。まずは「減点ポイント」を徹底的に排除してください。ホスト1人あたりの接客時間がわずか10分~15分しかない初回接客では減点が増えると挽回する時間的余裕があまりありません。

次にプラスを積み上げる
清潔感とマナーが完璧であって初めて、トークや気遣いによる「加点」が評価されます。

「お客様は減点法で足切りをし、加点法で担当を決める」 という心理を常に忘れないようにしましょう。

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